自覚症状がある方へ
乳がん検診は、乳がんを早く見つけて早期治療へと繋げるのに大切な検診です。
乳がんは早期でしたら、適切な治療へ繋げると治る可能性が高くなるがんです。
早期発見すると、乳房を残したり、治療期間を短くできたりする可能性も高くなります。
しかし、早期乳がんは、発症しても目立った症状がなかなか現れません。そのため早期発見・早期治療を実現するには、乳がん検診がとても重要になります。
当院では、マンモグラフィ検査と超音波検査(エコー)を行う、自費診療の乳がん検診(乳がんドック)が受診可能です。
このような症状は
検査を受けましょう
- 乳房や脇の下にしこりがある時
- 乳房の皮膚が凹んでいる、
引っ張られている - 乳首の向きや高さが変わった
- 乳首から血液や液体が出ている
- 乳首にかさぶたやかゆみがある
- 乳房が腫れたり
熱くなったりしている - なんとなく乳がんが不安になった時
- 乳がん検診を1年以上受けていない
乳房精密検査の流れ
1問診
症状の有無や種類、過去にかかった疾患の有無、ご親族が過去にかかった疾患などをお聞かせください。不安なことがありましたら、どんな些細なことでもお聞きください。
2マンモグラフィ検査
乳房を圧迫板で挟んで、X線で撮影します。当院ではマンモグラフィを用いて、乳がんやしこり、わずかな石灰化などを見つけていきます。乳腺の少ない乳房でも、より正確に診断することが可能です。
乳腺の多い乳房では、病変が見えにくくなるので、超音波検査(エコー)も同時に行うほうがより診断が正確になります。
3乳房超音波検査(エコー)
超音波で乳房の内部を調べていきます。超音波検査(エコー)はマンモグラフィと比べて、乳腺の多い乳房や柔らかい病変、また小さな病変の発見に向いています。
妊娠中や妊娠の可能性のある方、マンモグラフィが苦手な方も受けていただくことができます。
4視触診
医師が乳房を視診・触診し、しこりや変形、乳頭分泌などがないかを調べます。
5細胞診・針生検・
吸引式組織生検(VAB)
画像検査だけでは良性か悪性かを判断するのが難しい場合や、悪性の可能性が高い場合には、細胞や組織を採取します。採取した組織を顕微鏡で観察し、診断をつけます。
6検査結果のご説明
検査結果について医師が説明いたします。細胞診・針生検の結果は、検査後から約2週間前後に分かりますので、結果説明のために再受診していただきます。