乳がん検診を
受けましょう
乳房を意識する
4つの生活習慣
- 日頃から乳房を【見て】【触って】【感じる】
- 乳房の変化に気をつける
- 乳房の変化に気づいたらすぐ医療機関にいく
- 40歳になったら2年に1回乳がん検診
日本女性の9人に1人が乳がんにかかると言われています。
これは女性がかかるがんの中で最も多いですが、早期発見により90%以上の人が治癒するとされています。日常的に自分の乳房の状態に関心を持ち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」と呼びます。これは乳がんの早期発見・診断・治療に結びつく、女性にとって非常に重要な4つの生活習慣です。
大阪市乳がん
検診について
※マンモグラフィ検診は適用に向けて準備中です。
大阪市に住民票がある女性の方で、30歳から39歳は年に1度の超音波検診、40歳からは2年に1度のマンモグラフィ検診を受けることができます。
マンモグラフィ検査
実施対象者 | 満40歳以上の女性市民の方 |
---|---|
受診の機会 | 2年に1回 |
検査方法 | 視触診 マンモグラフィ検査 |
費用 | クーポン持参の方:無料 それ以外の方:1,500円 |
超音波検査(エコー)
実施対象者 | 30歳代の女性市民の方 |
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受診の機会 | 1年に1回 |
検査方法 | 視触診 超音波検査(エコー) |
費用 | 1,000円 |
次の方はマンモグラフィに適しないため、超音波検査(エコー)をお受けください。
- 妊娠中の方、または妊娠の可能性がある方
- 心臓ペースメーカーを装着している方
- 前胸部に何かを埋め込んでいる方
- 豊胸手術を受けた方(破損の恐れがある上、検査の精度が低下します)
対象外の方や適正な受診間隔を守らずに受診した方は、全額自己負担となる場合がありますのでご注意ください。
受診対象者
大阪市に住民票がある女性で、以下の1~5のいずれにも該当しない方。
- 検診部位を病気などで治療中または経過観察中の方(引き続き治療を継続してください)。
- 加入している保険や勤務先などで同等の検診を受ける機会がある方(詳細は加入している健康保険組合などにお問い合わせください)。
- 今年度中(マンモグラフィの場合は前年度も含む)に自治体や加入保険、勤務先などで同等の検診を受けた方(自費や診療によるものを除く)。
- 過去に検診部位に病気があった方(検診に適さない場合があるため、医師にご相談ください)。
- 自覚症状がある方(速やかに医療機関で詳しい診察や検査を受けてください)。
※インスリンポンプおよび持続グルコース測定器を装着した状態ではマンモグラフィを受けることはできませんので、機器の取り換えのタイミングなどを考慮して受診してください(機器がエックス線の影響を受けるため)。
現在授乳中の方
卒乳後、乳房の張りが収まってからの受診をお勧めします。妊娠期や授乳期の乳腺はホルモンの影響で著しく厚みが増し、正常な乳腺とは異なるため、検査では正確な判定が難しくなります。もし気になることや自覚症状がある場合は、乳腺専門の医療機関にご相談ください。
下記の方は検診料が免除になります。
- 無料クーポン券(マンモグラフィ)をお持ちの方
- 後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方
- 高齢受給者証をお持ちの方
- 生活保護世帯の方(生活保護適用証明書等の提示が必要です)
- 中国残留邦人の方(中国残留邦人本人確認証の提示が必要です)
- 市民税非課税世帯の方
乳がんドック(自費)
乳がんドックは何をするの
乳がんドックは、乳がんを早期に発見し、個人の乳がんによる死亡リスクを減らすために実施されます。
乳がんは早期に発見すれば治癒可能な病気です。早期発見により治療方法の選択が増えたりなど多くのメリットがあります。
乳がんドックでは、マンモグラフィー、超音波検査(エコー)などを用いて画像診断を行います。早期の乳がんは自覚症状がほとんどないため、画像による検査が適切な治療につながる重要な役割を果たしています。
症状がなくても乳がんドックを受ける理由
日本人の2人に1人が生涯でがんにかかると言われていますが、その中で女性が最もかかりやすいのが『乳がん』です。罹患率は40代後半から60代後半にかけてピークを迎えますが、若い世代でも発症する可能性があります。また、閉経後の女性でも罹患率が高い病気です。
しかし、乳がんは早期発見と早期治療を行えば治癒率の高い病気でもあります。乳がんの5年相対生存率は、ステージⅠで99.8%、ステージⅡで95.9%です(2019年国立研究開発法人国立がん研究センターより抜粋)。
さらに、超音波検査(エコー)とマンモグラフィはそれぞれのメリット・デメリットを補完し合うため、両方の検査を受けることを推奨しています。
乳がんドックの費用
検診内容 | 費用(税込) |
---|---|
視診・触診+マンモグラフィ+超音波検査(エコー) | 11,000円 |
検査の流れ
1ご予約
ご予約時には、以下のことについてお伺いします。
- ご希望の日程
- 初めて受診するかどうか
- 乳房に症状があるかどうか
- 他の病院から、紹介状や検査の依頼書を渡されたかどうか
- どのような検診を希望するか(大阪市乳がん検診、乳がんドックなど)
2ご来院
受診日になりましたら、下記の持ち物を持って受診してください。
大阪市乳がん検診の場合
- 無料クーポン
- 保険証かマイナンバーカード
乳がんドック(自費)の場合
- 保険証かマイナンバーカード
3問診
待合室にて、問診票に必要な事項を記入していただきます。
※来院前に下記の問診票をダウンロードして、記入して持参頂くと当日の受診がスムーズです。
4マンモグラフィ検査・
超音波検査(エコー)
検査の前に、更衣室へご案内し、検査着へ着替えていただきます。
検査はマンモグラフィ検査と超音波検査(エコー)を行います。(無料のクーポン券で受ける検診の場合は、マンモグラフィ検査のみ実施します。どちらか追加で受けたい場合はご相談ください)。
5診察
診察室では、視診・触診・超音波検査(エコー)を行います。
検査が終了した後は、更衣室でお着替えください。
6お会計
検査や診察が終わりましたら、受付窓口でお支払をお願いいたします。